近藤芳人の「パライゾ通信」

「パライゾ」とは、わがふるさと生月の先人である隠れキリシタン信者が信念を通して殉教する際に叫んだ「ここからパライゾ(=天国)は遠くない」という言葉から引用しました。  私たちはこの地をパライゾにして子や孫に引き継いで行かなければなりません。先人の熱い思いが我が島の輝かしい歴史の礎になっていると信じています。  いざパライゾたるふるさと作りにお役立ちできますよう!  〜近藤芳人〜

移動市長室を傍聴して

 今日は移動市長室の生月編があり、市長はじめ市理事者が多数来島された。

 理事者の流れでスケジュールを書くと…
  1)現場視察
  2)地域協議会
  3)意見交換会
  4)交流会

となる。

 私はそのうち2)と3)に参加した。
 …というか生月におけるこの手の会合では市議は「傍聴者」扱いにされ、発言する機会すら与えられないのが慣例になってしまっていて決して気分のいいものではないが…ともかくおとなしく会を見守るほかなかった。

 2)地域協議会は15名の、3)意見交換会はそれに加え区長団や現場視察の関係者を含め30〜40名の生月を代表する参加者であり、そこで出される疑問や相談、提案などはどれも住民目線で身につまされるものばかりであった。



 しかし、それに対する理事者の回答は…

 傍聴者なりに感じたままにストレートに評価すると、大きく2点ある。

 まず…『精神論』と『地元出身の市長だから』ということ、そして『住民自らが企画すること。役所が前に出ても成功しない』ということにあまりにも結論が流れすぎて、なんらか成功に向けたイメージが今まで以上に鮮明に見えるに至らなかった、と感じた。
 住民の皆さんから出されたお悩みに「新しい」ものはなく、まぁ以前から言われているような問題がほとんどであったから尚更そう思う。

 この手合いの会合では住民はなんらか「具体的な解決方策」を持ち帰れることが最良の成果であるはずだが、1点目とあわせ「なんか気分よい会話だったが結局何だったか?」という空虚な感じが大きかったかもしれない。

 「新市政になったらこんなに身近に市役所がやってきて胸襟を開いて対話をしてくれる」という評価は大きかったとは思うが、ややもするとそれはパフォーマンスで終わってしまうかもしれない。会話しやすい土壌からいい芽が育つようになるなら長い目でいい土俵設定であったと評価できることになろうからそこに期待はする。



 ふたつめは…「現場だからわかること」と「現場では気づかないこと」があるということが会議中頭に浮かんで離れなかった。

 すなわち…「外部の目線で客観視できる立場の人の参加が要されるのではないか」と痛感したということだ。
 もっと言うならば「ふるさとから他の土地に出て活躍している人材」に大いに街づくりの議論に参加していただくことがもしかしたら大きなうねりを作り出してくれるかもしれない。
 インターネットをはじめとする情報通信機器を駆使すれば「ふるさとに貢献したいけど遠方に住んでいて機会がない」という人のアイデアや都会での人脈、仕事で得た技術、知識、情報などを企画に追加できる。

 上述したように住民から出てくる悩みはそう変わりない。
 「う〜〜〜ん」と渋い顔して「今後とも官民協力して知恵を絞りましょう」でフィニッシュするだけの会議に成り下がってはこの街に未来はない。我々は成果を出して後世にバトンタッチする使命を背負っているのだから。


 以上、非常に辛口の論評にしてしまったが、いい試みであることを評価して、更に高みに登るための激励ととらえていただけると言うほうもありがたい。

長崎ランタンフェスティバルに見る広報魂

 長崎ランタンフェスティバルが始まる。
 これは中国の旧正月に合わせて中華系移民が古くより住む長崎市の歴史と文化を象徴的に表わすビジュアル的にもとても美しいお祭りである。
 さるくともども長崎の新興イベントとして知名度急上昇中のすばらしいお祭りと言ってもいい。


 さて、先週の上京のおり長崎空港に到着すると…そこはまるでランタンフェスティバルの会場?と思ってしまうほどであった。
 空港ビルの外も内も…ランフェスのシンボル「ちょうちん」が至る所に飾られている!空港ビルの案内係の女性たちもチャイナドレスをまとっている!

 おそらく県外の人が長崎空港に降り立って…その瞬間にもうそこはランフェス会場の入り口!という演出である。その徹底ぶりは圧巻である。…空港に降り立ったらそこはもう平戸!という演出を想像してみた。…実行するためのコンテンツ、知名度など若干の劣等感が頭をよぎる。(何から始めればいいか、その方法論は別の議論として取っといて)長崎市の底力を見せつけられた思いだ。つくづくスゴい。
 費用とか空港との協力関係とか、いろいろ調べる必要があろう。



 羽田に着いた。モノレールに乗る。



 車両の中もランフェスの広告一色だった。参りました。

今度こそ…平戸市情報化元年に!

 本日2月2日、私が委員長を務める平戸市議会総務常任委員会を開催した。

 議案は閉会中の所管事務調査の一環で「高速大容量回線敷設について」。
 予告を以前エントリーしておいたから既読の方も多かろう。

 「総務委員会 閉会中の所管事務調査行います」、と「光ファイバー網の早期実現を!…だけじゃ困る「平戸市の情報化論」」をご参照いただきたい。




さて、本日の委員会の進行は以下のようした

1)高速大容量回線についての概論説明
2)同上 平戸市向けの具体論説明
3)質疑&意見交換


1)と2)については事前に担当課と協議し、目次立てと説明を要するポイントを示唆しておいた。
担当課は充分時間をかけてわかりやすい資料として説明に臨んでくれた。感謝だ。


おかげで3)がおおいに活発なものとなった。

主な内容は以下の通り。

●これまでにも光ファイバー網の敷設の必要性について議員(特に私)から再三要望があったにも関わらず具体的に動いてこなかった理事者のあり方を叱責する意見がまずあがった(←私ではありません)。
これは平成22年度は国の補助メニューがなくなるらしく、「市が整備するのは財源的に厳しくなる」との見通しに対するものであった。少なくとも対馬市、壱岐市、五島市、新上五島町などの実績を見ると歯がゆさは禁じえない。
今後、形を変えて何らかの補助メニューはまたできるかもしれないが、そこは祈るほかない。


●「採算性が悪いため民間事業者が平戸市へは参入しない」という説明に対して、「平戸市全体に敷設しようとするとそうなるだろうが、市街地の人口密集地区のような比較的採算の取りやすい地域に限定して民間事業者に参入を促し、不採算地区には公設で対応するという方法も考えられるのではないか」という現実的な意見もあった。
同時に市民の利用度や希望などニーズ調査もあわせて行うべきであるとの意見が出た。


●また、今後の技術革新により有線化だけでなく無線技術も採用の視野に入れて検討を行うべきであろうとの方針も全委員の了解するところとなった。


●私はそれに加えた提案として「大島地区のデジタルCATV網まで高速回線がつながれば安価で大島地区の高速化が実現するし、IP電話、島内内線電話化なども実現するので既存のインフラの高度利用も踏まえてパイロット導入地区を選ぶといい」ということを述べた。生月にも市役所の8施設を自設の光ファイバー網で結んでいる線があるが、所期の狙いから軟着陸した利用実態であるため、再度最大限の利活用ができるよう大島のCATV同様に再考すべきである」ということも添えた。


●さらに「平成24年度に行われる全国和牛共進会、26年度の長崎国体をいい機会ととらえて、それらのイベントまでに整備するような計画化が望まれる」ということも述べた。
オリンピックなどの大きなイベントがあって都市インフラの整備が進み発展するというモデルは世界的な標準形である。動機付けとして両イベントはもってこいのはずだ。


●回線敷設のみならず市の持つ価値あるコンテンツを今以上に開放するべきであることも提示した。肝心なソフトがなければ従来型のハコモノ建設となんら変わらない運命をたどることになる。市民のコミュニケーションが活性化するかという点を中心にハードとソフトと動かす人のリテラシーをバランスよく高めてあげる必要があるのだから。


●そして、担当課からは「情報活用検討委員会(仮称)を22年度から立ち上げたい」旨の考えを披露してもらった。21年9月議会の一般質問で同様の答弁をいただいていたので再度その言質を取った形である。構成メンバーなど未定とのこと。急ぎ組織化すべきであろうと思う。



 以上のような建設的意見を委員会報告としてまとめ、3月議会に報告することで委員全員の承諾を得た。


 いたって前向きな内容の委員会となったと思う。積極的に意見してくださった委員諸氏、熱心に傍聴され意見まで頂戴した委員外議員、そして準備・答弁に腐心してくださった担当課に心から感謝する。
 平成22年度こそ(!)平戸市情報化元年としてホンキで動き出すように期待したい。所管の委員長としてにらみをきかせ続けることにしよう。そして提案型議員として建設的提案をどんどん続けよう。

特別交付税陳情

先のエントリーで予告した特別交付税の陳情活動のため上京してまいりました。

地元選出の与党国会議員のお世話のおかげでスムーズな活動となった。
あとは結果を待つだけだ。


29日午後は飛行機の時間に余裕があったので鳩山総理の所信表明演説を生で見ることもできた。
「コンクリートの道から光の道を」というくだりは目下の平戸市の課題に的確にヒットしてくれるだろうと私の心を打った。
地元代議士にも念押しした。



政府は従来の縦割り型補助金制度をやめて、交付税として地方に自由に使える予算を増やす方針であるとの説明も受けた。
これは地方の独自性を醸成するいい仕組みであると思う。12月定例市議会で私が提案した「支所に今以上に予算と権限を」と同じモデルである。


長旅の疲れも充実した活動を思えば心地よい

明日から特別交付税の陳情

 明日28日〜29日は特別交付税獲得のための陳情活動に東京まで行ってきます。

 これは例年、議長と2委員長(総務、産建、文教、議運のうちの2委員長)で市長ともども地元国会議員、政権与党に平戸市の実情と今後の方針や問題などを直に訴え特別交付税の交付額が増えるよう努力するものである。

 今回は議長と総務委員長(私)、産建委員長の3人で行くことになっている。

 「行ったからいくら増えたのか?」と言った答えようのない質問を投げかける輩がいるが…そういうのは最近の言葉でいうと「スルー」して、訴えかけに力を注いでこようと思う。冨の再配分には鉛筆を舐めながら決める工程が必ずあるのだから、そこで加点してもらうためにもまずは意気込みを伝えることが大事だということだ。



 では行ってきまぁす
Profile
<<  February,2010  
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
今日のお月様
CURRENT MOON
長崎県の天気
訪問者数

    デイリー4コマ
    翻訳こんにゃく
    ケータイでチェック!
    QRコード
    • livedoor Readerに登録
    • RSS
    • livedoor Blog(ブログ)