法事が2件重なった。

 1件目は昨年の漁船事故で亡くなった縁者の一周忌法要。
 読経のさ中に聞こえてくるすすり泣きが胸を締めつけられる。
 まだまだつい先日の出来事だ。
 当時の思いも去来する…。
 あらためてご遺族の悲しみを理解するに至った。

 2件目は私の曽祖父の妹の49回忌の手納め。
 私も「故人の実家」代表として出席した。
 命日を聞いた。私がこの世に生を受けて数ヶ月後だった。
 49年後に子孫から手厚く法要を催してもらえる幸せを天国で実感していることだろう。

 心配された雨もほとんど降らず上出来の天気であった。

 かすかに見えたあの虹は天国との架け橋か。