私が東京時代に勤めていた会社の社長(当時)は、データモデリングやそれをもとにしたデータ中心の業務分析/設計方法論、情報資源管理などの分野の第一人者として先端を走ってきた奇才である。

 私の社会人としての基本は当時の仕事の中でもまれて出来上がったと思っている。小さなベンチャー企業の立ち上げ半年後の入社であったから日常的にとても社長が近く、非常に多くの薫陶を受けたと思っている。
 現在の仕事(市議、塾経営)を行っていく上でも不可欠なさまざまな貴重な経験や知識、感覚であったと振り返ることもしばしば。私の人生に欠かせない恩人のおひとりである。

 そんな氏も社長の座を後進に譲り、ライフワークとして悠々と仕事をされていたが、この3月末をもって完全に会社からは離れるとのごあいさつをもらった。

 このところのやり取りの中で「会社設立時、社長は49歳だった」ことを知った。私ももう数週間で49歳。あの頃の社長って今の私の年齢だったのか…。新鮮な驚きと感銘に近いものを感じる。これまで感じなかった部分で手本と勇気も得たような気になった。

 49歳の春、なんだかとても意味のある歳回りに思えてきた。しっかり頑張らなくては!